院長 川村全（かわむら あきら）
矯正の説明をする前に、まずは、患者様の歯並び、口元、かみ合わせ、アゴの関節のお悩みと希望する治療についてお聞かせいただきます。
それから、どのような装置でどれくらいの期間で治るのか、実際に治療した患者さんの症例を見ていただき、また、費用はどれくらいするのか、お支払い方法についても、初回診察で約1時間をかけて詳しく説明いたします。
治療を進めるかについては、良く検討いただいてから、後日、ご希望される場合にお電話で予約していただきます。
実際、歯をある程度並べるだけであれば、それほど多くの時間はかかりません。ただ、中途半端な状態で装置を外してしまうと、後から歯が再び乱れてしまい、かみ合わせもズレてきます。
実は、歯を動かした後、長い期間、きれいに並んで、良く咬める状態を維持させるには、アゴの機能の中心となる顎関節が安定し、アゴの関節に関わる筋肉がリ ラックスさせ、上下のかみ合わせのズレを極力少なくすることがとっても重要なのです。見た目には分かりづらいところです。
人の歯は、非常 に敏感なセンサーで、紙１枚を咬んだだけでも厚みを感じることが出来ます。つまり、わずかな歯の移動、かみ合わせの調整によって、咬み心地は全く変わりま す。ここは治療の上で重要なポイントなので、事前にアゴとかみ合わせの状態を十分に調べてから、治療が完成するまでの計画を作ってから治療を開始します。 最後もその所にこだわって仕上げて行きます。
ただ、見ただけでは分かりませんが、仕上がりを体感していただければ、その違いを分かっていただけると思います。歯を並べて、見た目、審美的に良くするのは当然です。機能的に良く噛めて、長持ちする歯並びを完成させることが丁寧な治療と考えています。
［略歴］
■ 日本大学松戸歯学部卒、日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座入局（1995年）
■ 日本大学大学院 松戸歯学研究科 歯科矯正学 修了、博士（歯学）（1999年）
■ 日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座 助手・講師（2000-2006年）
■ 川村矯正歯科 開院（2007年）
■ 日本矯正歯科学会 臨床医（旧 臨床指導医）・認定医
■ 日本歯科専門医機構 矯正歯科専門医
■ 日本大学松戸歯学部卒、日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座入局（1995年）
■ 日本大学大学院 松戸歯学研究科 歯科矯正学 修了、博士（歯学）（1999年）
■ 日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座 助手・講師（2000-2006年）
■ 川村矯正歯科 開院（2007年）
■ 日本矯正歯科学会 臨床医（旧 臨床指導医）・認定医
■ 日本歯科専門医機構 矯正歯科専門医
副院長 川村亜耶（かわむら あや）
お子様から大人の方までの歯列矯正治療を行なっています。
患者様、お一人お一人に最適な医療を提供することを心がけております。
相談・説明の時間は十分にとりまして、治療内容をご納得していただいた上で、治療を進めてまいります。
まずは、気軽にご相談ください。
［略歴］
■ 日本大学松戸歯学部卒、日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座入局（2004年）
■ 日本大学大学院 松戸歯学研究科 歯科矯正学 修了、博士（歯学）（2008年）
■ 日本矯正歯科学会認定 認定医
■ 日本大学松戸歯学部卒、日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座入局（2004年）
■ 日本大学大学院 松戸歯学研究科 歯科矯正学 修了、博士（歯学）（2008年）
■ 日本矯正歯科学会認定 認定医
これまでに発表した論文
・コンピュータ断層写真による下顎歯の植立状態と下顎骨形態との関連性について（川村 全、金澤英作、葛西一貴）日本矯正歯科学会57巻5号299-306, 1998.
・Relationship between Buccolingual Inclination of Mandibular Molars and Dentofacial Morphology（Akira Kawamura）日大口腔科学22巻3号296-301, 1996.
・A comparative study of dental arch and horizontal section of mandible in Jomon and modern Japanese using CT scanning (Kazutaka Kasai, Akira kawamura, Eisaku Kanazawa) Journal of the Japanese Orthodontic Society Vol.58 No.3 193-198, 1999.
・Relationship between buccolingual inclination and wear of mandibular teeth in ancient and modern Japanese（Kazutaka Kasai, Akira Kawamura）Archives of Oral Biology Vol.46 No.3 269-273, 2001.
・スプリントを用いた下顎偏位症例の診断法（川村 全、中島祥博、斉藤勝彦、葛西一貴）日大口腔科学 27巻第3号257-268, 2001.
・顎関節周囲に愁訴を伴う矯正治療の一例（川村 全、古波倉敏、白井英俊、葛西一貴）日大口腔科学30巻96-104, 2004.
・Relationship between masticatory function and internal structure of mandible based on computed tomogarphy findings（Hidemadsa Sato, Akira Kawamura, Masaru Yamaguchi, Kazutaka Kasai）American Journal of Orhodontics and Orthopedics Vol.128 No.6 766-773, 2005.
・矯正装置が入っている患者への口腔ケア（川村 全、二反田麻希子）DHstyle 3巻3号58-64, 2009.
・Assessment of optimal condylar position with limited cone-beam computed tomography（Kazumi Ikeda, Akira Kawamura）American Journal of Orhodontics and Orthopedics Vol.135 No.4 495-501, 2009.
・Assessment of optimal condylar position in the coronal and axial planes with limited cone-beam computed tomography (Kazumi Ikeda, Akira Kawamura, Ikeda Renie) Journal of Prosthodontics Vol.20 No.6 432-438, 2011.
・Disc displacement and changes in condylar position (Kazumi Ikeda, Akira Kawamura) Dentomaxillofac Radiol Vol.42 No.3, 2013.
・Prevalence of disc displacement of various severities among young preorthodontic population: a magnetic resonance imaging study (Kazumi Ikeda, Akira Kawamura, Ikeda Renie) Journal of Prosthodontics Vol.23 No.5 397-401, 2014.
・上顎右側歯牙腫による犬歯の埋伏転位を伴うAngleⅡ級症例（川村 亜耶, 川村 全） 東京矯正歯科学会雑誌 25巻2号109-114, 2015.
・上下顎移動術とオトガイ形成術を行った変形性顎関節症を伴う小顎症（川村 亜耶, 川村 全, 岩本 早織, 清水 真美, 根岸 慎一, 葛西 一貴） 日大口腔科学 47巻1号55～68，2021.