前歯が開く(開咬)歯並びを矯正
開咬(かいこう)とは、奥歯で噛んでも前歯が開いてしまう歯並びのことをさします。
下記の治療例をご覧ください。
永久歯列期 開咬 症例1
16歳の女子です。上と下の前歯の間に隙間があります(開咬)。お肉を噛み切ることができません。上と下の中間の4歯(上下顎両側第二小臼歯)を抜いて、マルチブラケット装置を使用して、スペースを閉じて行きます。上下の奥歯が強く当たっているので、上に歯科矯正用アンカープレートを使用し、を利用して奥歯を上方に持ち上げて行きます。奥歯の当たりが取れて来ると下の前歯が上の前歯と咬み合うようになります。歯を動かした期間は3年4か月でした。前歯も横の歯も使えるようになり、お肉も噛み切れるようになりました。上の前歯も引っ込み、口元がすっきりとしました。永久歯列期の治療費の概算(検査料、基本料、調整料、歯科矯正用アンカープレート、保定装置)は、1,100,000~1,232,000円(税込)です。
費用の詳細は、こちらのページでご確認ください。
※治療上のリスクや副作用:装置により不快感や痛み等があります。歯肉炎、歯周病、むし歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、歯冠のヒビ、治療前のかぶせ物のやり直しなどがあります。成長により顎の変形が起きてくることがあります。通院の間隔が開いたり、顎間ゴムの協力が十分でない場合、期間の延長や仕上がりが十分でなくなることがあります。歯科矯正用アンカースクリューの周りを清潔にしていないと感染を起こす場合があります。また、治療には個人差がありますので、あくまでもご参考にしてください。
永久歯列期 開咬 症例2
28歳の女性です。上と下の前歯の間に隙間があり、前歯で物を咬むことが出来ません(開咬)。上下の奥歯が強く当たっているので、上下にマルチブラケット装置と上に歯科矯正用アンカープレートを使用し、奥歯を上方に持ち上げて行きます。奥歯の当たりが取れて来ると下の前歯が上の前歯と咬み合うようになります。上下の歯は抜かず(上下非抜歯)に行っています。歯を動かした期間は2年でした。前歯も奥歯もバランスよく咬めるようになりました。永久歯列期の治療費の概算(検査料、基本料、調整料、歯科矯正用アンカープレート、保定装置)は、1,067,000~1,232,000円(税込)です。
費用の詳細は、こちらのページでご確認ください。
※治療上のリスクや副作用:装置により不快感や痛み等があります。歯肉炎、歯周病、むし歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、歯冠のヒビ、治療前のかぶせ物のやり直しなどがあります。成長により顎の変形が起きてくることがあります。通院の間隔が開いたり、顎間ゴムの協力が十分でない場合、期間の延長や仕上がりが十分でなくなることがあります。歯科矯正用アンカースクリューの周りを清潔にしていないと感染を起こす場合があります。また、治療には個人差がありますので、あくまでもご参考にしてください。