取扱い矯正装置

当院で使用している矯正装置のご説明

矯正治療のときに装着する矯正装置はさまざまな種類があります。一部装置を紹介いたします。当院では、通常の金属製の矯正装置のほか、目立たない装置などを使用しております。どの装置が患者さまのお口やライフスタイルに合うのか、メリットデメリットを元に、一緒に考えましょう。

装置名 写真 使用の説明
表側金属(メタル)
ブラケット
device_ortho_r17_c3 歯、1本ずつに着ける米粒大の装置をブラケットといいます。その中にワイヤー(針金)を通すことによって、それぞれの歯を3次元的に移動させることが出来ます。金属製のブラケットは頑丈ですが、少し目立ちます。子どもの部分的矯正の際に使用します。
マルチブラケット装置
表側セラミック
ブラケット:一部
device_ortho_r2_c41 金属製のブラケットと同じ用途で使用します。一番目立つ上の前歯を目立たない半透明のセラミック製のブラケットにして、その他は頑丈な金属製にするタイプです。セラミック・金属ともにセルフライゲーション タイプというもので、ワイヤーとブラケットを結ぶ針金を排除したもので、歯の動きも早くすることができます。大人の矯正に使用します。
マルチブラケット装置
表側セラミック
ブラケット:全体
device_ortho_r1_c30 上記2つのブラケットと同じ用途で使用します。上下の前歯から横の歯までを目立たない半透明のブラケットにしたタイプです。大人の矯正に使用します。
舌側弧線装置
(リンガルアーチ)
device_ortho_r9_c11 前歯が反対咬合(受け口)の際に使用します。固定式の装置で歯の裏側に着けます。約1~6か月程度装着して咬みあわせを治します。
上顎急速拡大装置 device_ortho_r8_c30 上アゴ・歯列全体を内側から横に広げるための装置です。奥歯に金属製の固定式の装置を着けて、約2週間の短期間で4~8mm程度広げることが可能です。その後、3か月程度骨が再生して来るまで装着します。いくつかアゴを横に広げるの装置がありますが、最も早くて確実に大きく広げることが出来る装置です。ただし、広げられる大きさは、個人差があります。
ペンデュラム
(大臼歯後方移動装置)
device_ortho_r8_c21 早期に乳歯の奥歯が抜けてしまって、6歳臼歯(永久歯)が前方に動いてしまうとその手前の永久歯が生えて来れなくなります。前方に動いてしまった臼歯をワイヤーの弾力で後方に動かすことが出来ます。
歯列矯正用咬合誘導装置
(ムーシールド)
device_ortho_r16_c13 反対咬合(受け口)の患者さんに使用します。対象年齢は3、4歳です。過度な唇の筋肉の力を排除し、舌の位置を正しくする作用により、口の中のバランスを整えかみ合わせの改善を行います。取り外しが出来る装置です。骨格的な問題が大きいなど適応とはならない場合もあるのでご相談ください。
可撤式保定装置
(リテーナー)
device_ortho_r17_c22 矯正装置を外した後、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」という現象があります。この装置は後戻りを防ぎ、動かした歯を再生する骨の中で安定させる効果があります。取り外しが可能な装置です。
スタビライゼーション型スプリント装置 device_ortho_r1_c12 顎関節症に有効な装置です。硬い樹脂製の装置で、装着することで噛み合わせを良くする効果があります。下アゴに付随するアゴから頭にかけての筋肉の緊張や痛みを緩和させます。同時にアゴの関節の位置も安定するため、本来持っている正しいアゴの位置に戻すことによって、矯正治療の計画を正確に立てることが可能となります。取り外しが可能な装置です。
歯科矯正用アンカースクリュー device_ortho_r2_c21 直径1.4~1.6mmの小さなスクリューです。アゴの骨の中に埋めて、スクリューヘッドの一部分を歯ぐきのところに出しておきます。骨の中でしっかりと固定され、周りの歯を動かさずに、この装置を固定源として選択的に歯を移動させることができます。一見痛そうに思えますが、普段、痛みや違和感を感じることはありません。着ける位置は目的によって異なります。顎外固定装置(ヘッドギア)の代わりとなり、奥歯の前方ならびに下方への移動を抑えるために使用します。

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