上下の歯が出る(上下顎前突)

上と下の前歯が出る(上下顎前突)歯並びを矯正

上下の歯が出る(上下顎前突)上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)とは、上と下の前歯が前に突き出している状態の歯並びのことをさします。出っ歯は上の歯だけが出ていますが、それに加え、下の歯も出ている歯並びです。

下記の治療例をご覧ください。

永久歯列期 上と下の歯の突出(上下顎前突)症例1

jougegakuzentotsu00121歳女性です。上の前歯がデコボコしています。上と下の前歯が前に出ているため唇が閉じづらくなっています(上下顎前突)。上と下の中間の4歯(上下顎両側第一小臼歯)を抜いて、スペースを作った上で、上下の歯にマルチブラケット装置を付けて歯のデコボコを解消し、残ったスペースを使って前歯を内側に引っ込めて行きます。歯を動かした期間は2年2か月でした。口元が出ていたのが解消され、唇が閉じやすくなりました。患者様は咬み合せが良くなったことを実感されています。永久歯列期の治療費の概算(検査料、基本料、調整料、保定装置)は、1,045,000~1,210,000円(税込)です。
費用の詳細は、こちらのページでご確認ください。

※治療上のリスクや副作用:装置により不快感や痛み等があります。歯肉炎、歯周病、むし歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、歯冠のヒビ、治療前のかぶせ物のやり直しなどがあります。成長により顎の変形が起きてくることがあります。通院の間隔が開いたり、顎間ゴムの協力が十分でない場合、期間の延長や仕上がりが十分でなくなることがあります。歯科矯正用アンカースクリューの周りを清潔にしていないと感染を起こす場合があります。また、治療には個人差がありますので、あくまでもご参考にしてください。

永久歯列期 上と下の歯の突出(上下顎前突)永久歯の先天欠如
症例2

jougegakuzentotsu00213歳の女子です。元々、永久歯が存在しないため、乳臼歯が3本まだ残っています。乳歯の根が溶けて短くなり、保存して行くのが難しい状態でした。上と下の前歯が前に出ているため、唇を閉じると口元の筋肉が緊張してしまいます(上下顎前突)。上下の前歯はかみ合っていません。3本の乳歯(上顎左側第二乳臼歯、下顎両側第二乳臼歯)と1本の永久歯(右上第二小臼歯)を抜歯してスペースを作り、上下の歯にマルチブラケット装置を付けて上下の前歯を内側に引っ込めました。抜いた歯のスペースをすべて閉じて仕上げます。歯を動かした期間は2年10か月でした。口元の緊張が取れ、唇も閉じやすくなっています。上下の前歯が接触でき咬み易くなっています。永久歯列期の治療費の概算(検査料、基本料、調整料、保定装置)は、990,000~1,100,000円(税込)です。
費用の詳細は、こちらのページでご確認ください。

※治療上のリスクや副作用:装置により不快感や痛み等があります。歯肉炎、歯周病、むし歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、歯冠のヒビ、治療前のかぶせ物のやり直しなどがあります。成長により顎の変形が起きてくることがあります。通院の間隔が開いたり、顎間ゴムの協力が十分でない場合、期間の延長や仕上がりが十分でなくなることがあります。歯科矯正用アンカースクリューの周りを清潔にしていないと感染を起こす場合があります。また、治療には個人差がありますので、あくまでもご参考にしてください。

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